ビリヤード台を売った方がいいんじゃないかと

「かわいがってもらったけど、『効率悪いや』って気がつきましてね。当時、青果市場が時給600円、寿司屋が500円くらい。こりゃダメだと」「これは効率が悪い」の繰り返しからアメリカへ

決して短絡思考ではない。ひと通りやって「効率が悪い」と気づくと思い切りよく舵を切る。パチンコにハマったときも「研究してだいぶ稼いだ」けど、打って稼ぐより「効率の良い」方法をすぐに見つけてしまう。たとえば攻略法の指南ビジネス。でもひと所にはとどまらず、夜の世界にも足を踏み入れる。それはプールバーのバイト。頭角を現して店長を任された。当時はビリヤード全盛期。普通にやっていても経営は左うちわ…にもかかわらず、ここでも“気づいて”しまう。ビリヤード台を売った方がいいんじゃないかと,D5原液。大理石製で1台100万円が相場のビリヤード台を30万程度で作ることに成功。飛ぶように売れたという。

「でも、やっぱり夜の世界の付き合いが肌に合わなかったんです。このままじゃいけない。アメリカに行こうと思いまして」